INTERVIEW

定刻通りのバス運行を
接客面からサポート

東京営業支店

藤原 翔SHO FUJIWARA

2010年入社

REASON

入社動機

中途採用で入社しました。現在、東京駅で、長距離バスのターミナルスタッフとして勤務しています。そもそものつながりは学生時代にさかのぼります。当時、夜にJRバス関東でアルバイトをしていました。業務は夜行バスの運行に関わるもので、出発するバスの案内や、お客様の荷物をトランクに入れる作業がメインでした。

入社のきっかけは、所属していた音楽バンドが解散することになったためでした。バンドは学生時代から続けていたもので、大学卒業後は、バンド活動のかたわら、複数のアルバイトをこなしていました。JRバス関東もその一つで、アルバイトをまとめていた当時の現場長にバンドの解散を報告したところ、中途採用に応募しないかと声を掛けてくれました。アルバイトを始めてから7年ほどになり、自分なりにまじめに仕事をしてきたつもりで、その点を評価してもらえたのだろうと思いました。アルバイトの責任者を任せてもらうなど、仕事には慣れていました。現場長もJRバス関東の将来性について熱く語ってくれました。そうしたことから、社員としてこの会社のお世話になりたいと思うようになり、応募しました。

MY JOB

現在の仕事

入社後も、引き続き東京駅のターミナルスタッフとして勤務することになりました。最初の3カ月くらいの間は、とにかく言葉遣いや接客態度について、幾度となく指摘されました。自分ではできていたつもりでしたが、アルバイトと社員ではレベルが違うという感じです。接客のなんたるかを、このとき改めて教えてもらいました。
主な担当業務は窓口での乗車券販売と、バスターミナルでの接客、案内です。目的のバスまでお客様を案内するほか、荷物があれば預かり、バスのコンテナに収めます。お客様の目的地へのバスの発着場についての案内などもします。業種としては陸運業ですが、核心の部分はサービス業です。お客様をいかに気持ちよく送り出すことができるかを、私は一番、大事にしています。乗車券はコンビニ等でも買えるようになっていますが、今も多くのお客様が窓口に来られます。そのときの第一印象をいかによくしていけるかが、私たちターミナルスタッフにとって大事だと思います。

EPISODE

心に残るエピソード

この仕事をしていてよかったと思ったエピソードがあります。昨年の大晦日、女性のお客様から声をかけられました。すぐ思い出しましたが、その2年ほど前に、私が接客したお客様でした。女性と小さなお子様の二人連れで、深夜バスでの帰省を考えておられたのですが、繁忙期だったこともあり、別々のバスのチケットしか取ることができませんでした。別のバスになると知って、お子様は大泣きです。とても困っておられたのですが、発車時刻間際になって同じ号車に空席ができ、案内することができました。そのときのことをよく覚えておられ、「その節はありがとう」と言ってもらいました。私自身は案内しただけだったのですが、人の役に立つことができていたのだと、改めて嬉しく思いました。

そもそも接客業が好きで、この仕事を選びました。人の顔と名前を覚えるのが得意で、上のエピソードもそうですが、一度会った人のことはよく覚えています。この特技を活かし、よりきめ細かな接客ができるようになりたいですね。また、将来的には車両部門や本社など、別の部署も経験したいと思っています。

ページTOP